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学力の面や対人関係で悩みを抱え不登校になった中学生をケアする大学生ボランティアに3月4日に沖縄県警から感謝状が贈られました。

沖縄県警から感謝状を受けた県内の大学生17人は2023年6月ごろから約10カ月にわたって不登校の中学生などの心のケアをはかるボランティアを行ってきました。

なかには、3年間活動を続けた学生もいます。学習支援で子どもたちの疑問を解消するだけでなく人付き合いの悩みで相談に乗るなど学生たちの親身なサポートの結果、進学を迷っていた30人あまりの中学生が高校受験に挑戦したということです。

代表あいさつ・稲垣真心さん「居場所づくりでは、体験を通して得た知見を自分の新しい趣味や興味のきっかけにしてくれたらいいなと思いながら活動しました」

沖縄県警本部・生活安全部の宮城貴部長は「大学の講義やサークル活動で忙しいなか、支援をしたことは簡単なことではない」と感謝しました。

県警では5月ごろに2024年度の新たな大学生サポーターを募集する予定です。