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保護猫の譲渡会は県内でも週末などを中心に行われていますが少~し、変わった譲渡会が東京で開かれました。一体どんな譲渡会だったのでしょうかそして何故、東京の譲渡会の話題を沖縄で?それは見てのお楽しみニャ~

じゃなくてシャー!

「シャー!シャー!シャー!」猫という生きものは愛らしいばかりではありません。人慣れしていない、警戒心の強い猫、その威嚇行動から「シャーシャー猫」といわれる保護猫は引取り手が見つかり難い現状があります。

それを、ひとつの「個性」にしてしまおう!と「シャーシャー猫」ばかりを集めた譲渡会が先週、東京で開催されたんです。その名も「(集え!強者たちよ!)最強の保護猫譲渡会」

シャーシャー猫だらけ!最強の保護猫譲渡会

保護猫カフェ「ねこかつ」梅田達也さん「我々いろんな猫を保護して、ざっくり言うと「行き場のない猫」という言い方をしていますけども殺処分されてしまう猫だったり捨て猫を保護しています。」

この譲渡会を開催したのは埼玉の保護猫カフェ「ねこかつ」保護猫を愛し、保護猫に愛された男、オーナーの梅田さん。

保護猫カフェ「ねこかつ」梅田達也さん「けがをしている猫とか、お年寄りの猫、ハンディキャップもった猫。その中でも人に慣れていない猫もたくさん保護していて」

シャーシャー猫だらけ!最強の保護猫譲渡会

そんな、飼うにはちょっとハードルの高い猫にも出会いの場を設けたいと企画したのです。このイベントはネットを中心に大バズり!当日は長蛇の列。500人以上の見学者が訪れたのでした。44匹の参加猫たちのうち、にゃんと18匹に里親が決まりました!

保護猫カフェ「ねこかつ」梅田達也さん「たくさん決まって良かったなと。(びっくりしています)」

そして、譲渡が決まった猫たちの中に南大東島出身の猫がいました。

シャーシャー猫だらけ!最強の保護猫譲渡会

ラピ(オス)「触られると、なんだか逃げたくなっちゃうんだよな。」

スージー(メス)「触ろうとしないでよ!この私に!私に!!」

シャーシャー猫だらけ!最強の保護猫譲渡会

この2匹だけではありません。ねこかつでは、この1年あまりで約50匹の南大東島の猫たちを引き受け、その殆どを里親に繋げてきました。

保護猫カフェ「ねこかつ」梅田達也さん「(南大東では)外に猫がいてはいけないということで捕獲して」

収容された猫たちが殺処分されてしまう前に助けようと活動している沖縄のボランティアから命を託されたのです。

シャーシャー猫だらけ!最強の保護猫譲渡会

保護猫カフェ「ねこかつ」梅田達也さん「多くの方に注目していただいたおかげでビックリするくらいたくさんの方に来ていただいて」

シャーシャー猫たちにも幸せが訪れたのは喜ぶべきことですが、こんなにも多くの島の猫たちが県外に送られているという現状を、沖縄の私たちは「知らない」ではすまされないのではないでしょうか。

シャーシャー猫だらけ!最強の保護猫譲渡会