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障がいの有る無しにかかわらず、子どもたちが力を合わせて音楽を届ける合唱団が、2024年2月16日に公演を行うウィーンに向けて飛び立ちました。

この子どもたちは、ホワイトハンドコーラス沖縄のメンバーで障がいの有る無しにかかわらず、音楽を楽しむ合唱団で、手話をベースに手の動きや表情で表現する「サイン隊」と声で歌う「声隊」で構成されています。

子どもたちは、東京と京都のホワイトハンドコーラスのメンバーとともに2024年2月20日と23日にオーストリア・ウィーンの国会議事堂や国連の事務局でコンサートを行います。

メンバーの1人が「ウィーンでもいろんなことをたくさん頑張るので応援よろしくお願いします、行ってきます」とあいさつしました。出発前の子どもたち笑顔からは心のわくわくが伝わってくるようです。

コーラス隊の與座明翔くんは「今まで練習してきたのは?」と記者の質問に「うた」と答えました。また「上手にうたえそう?」と記者の質問に「はい」と答えました。

サイン隊の垣花瑛蓮さんは「楽しみもあるけどいまは緊張もあります。耳が聞こえなくてもこういうことができるんだと伝えたい」と答えました。

子どもたちは、元気に手を振って11日間のコーラスの旅に出発。やわらかな感性で海外の人たちと心を通わせ26日に帰国する予定です。