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琉球ゴールデンキングス 天皇杯セミファイナル 川崎戦に快勝

去年の雪辱と初優勝まであと1勝です。バスケットボール・天皇杯。B1の琉球ゴールデンキングスはきのう沖縄アリーナで準決勝「セミファイナル」に挑み、レギュラーシーズンでは、負け越している川崎ブレイブサンダースと激突しました。

1921年、大正10年からの歴史があり、99回目を迎えたバスケ天皇杯。第93回から参加していて、初優勝を目指すキングスのホーム沖縄アリーナには、平日にもかかわらず、8000人を超える多くの人が訪れていました。相手は2021年とおととしの2度の優勝経験を誇る川崎ブレイブサンダースです。

川崎とは今シーズンすでに2回対戦していて、1勝1敗の成績ですが、先週(7日)対戦した時はキングスが勝利しています。キングスはアレックス・カーク、ヴィック・ロー、アレン・ダーラムの3人のビッグマンがスターティングメンバーに名を連ね、ティップオフ。

第1Q、岸本隆一の3ポイントで先制(3-0)。そして、ヴィック・ローからアレックス・カーク(キングス7点目)高さのアドバンテージを生かして着実に得点を重ねます。ディフェンスでは、渡邉飛勇が飛び込んでボールを残すと、再び岸本の3ポイント(キングス14点目)。さらに、ローから渡邉飛勇へアリウープ(24点目)で観客を沸かせます。

第2Qも勢いそのままこの日3ポイント3本成功11得点牧隼利。ディフェンスでは今村が腕を伸ばし、パスを通させてない決死のディフェンス。強い守備で川崎に流れを渡しません。

第3Qには、今村佳太の3ポイント、(キングス54点目)さらに、岸本のパスを受けて連続3ポイントがさく裂し、終始リードを保ったキングス。100点に迫る得点で川崎を下し、2年連続のファイナル進出。(98-70)来月16日、さいたまスーパーアリーナで行われるファイナルで、去年敗れた因縁の相手、千葉ジェッツと対戦し、雪辱を誓います。

桶谷大HC「歴史のある大会なのでキングスが沖縄が琉球が取ったぞという報告ができるように頑張りたい」

岸本隆一選手「自分たちもそれなりにいろいろなことを経験できて覚悟が決まった状態で決勝には望めるので力を出し切ることに集中して準備していけたら」