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就任後、初めて沖縄を訪れた林官房長官は28日午後、玉城知事と面談し、玉城知事は普天間基地の危険性除去や辺野古移設計画の断念などを要請しました。

林官房長官と玉城知事の面談は28日午後、県庁で行われました。

玉城知事「辺野古新基地建設に反対する県民の民意をしっかりと受け止めていただき、埋め立て工事を中断し、問題解決に向けた沖縄県と対話に応じていただくようお願いするものであります」

玉城知事は林官房長官に対し、普天間の危険性除去や辺野古移設計画の断念など15項目を求める要請書を手渡しました。面談終了後、取材に応じた林官房長官は、普天間基地の負担軽減に向けた作業部会の開催を調整したいとの考えを示しました。

林官房長官「政府としてはこうした機会を通じまして、地元の皆様への丁寧な説明を行うとともに、沖縄県側とも様々なレベルで意思疎通を図ってまいりたいと考えております」

一方で辺野古の問題については、普天間の1日も早い全面返還のため工事を進めるとの考えを示しました。