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きょう、旧暦の12月8日は、「ムーチーの日」です。那覇市の老舗菓子店では子どもの健やかな成長を願ってムーチーを買い求める客で賑わっています。

ムーチーは、300年以上前から続く伝統行事で、旧暦の12月8日、月桃などの葉で包んだ餅を神棚や仏壇に供えて、子どもの健やかな成長と無病息災を祈り家族みんなで食べる習わしです。

那覇市の市場本通りにある創業70年あまりの「松原屋製菓」では、開店と同時に、沖縄の伝統の味を買い求める姿が見られました。

女性客「トートーメーとヒヌカン、また神棚みんなお供えする。(Q.どんな思いを?)やっぱり、行事よ行事、今年もみんな健康を願うさーね」

夫婦「初ムーチーなので、家族に配ろうかなと思って買いに来ました。(Q.何個?)30個。元気に健康に育ってくれればいいなと思っています」

店では、多良間島産の黒糖を使った黒糖味や紅芋味など、およそ2000個のムーチーを用意しているということです。