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楽園の海、案内は水中カメラマン長田勇さんです 本年もよろしくお願いいたします

長田勇さん「よろしくです!」

さて新年のテーマは「潜り納め」そして2024年の「初潜り」です。では早速VTRをご覧ください

長田勇さん「昨年の12月29日。ケラマ諸島にて、潜り納めです。大物遭遇率ケラマNO.1の「下曽根」に潜りましたが、、、まずは、200匹ほどのテングハギモドキの群れと戯れた後は獲物を探しながら泳ぐ80cmクラスのロウニンアジ。睨まれつつも、少しだけ撮影させてくれました。

迫力ですね!

長田勇さん「そしてこちらは、久場島の「紺瀬」と言うポイントです。ここにはとても珍しい生き物がいました」

みなさん、岩の下を覗いていますね。

長田勇さん「棒の先には小型カメラがついています。もしかして岩の下に大谷翔平選手がいるのでは?と思ってしまうほどの光景ですよね。カメラの先には、オオセという生き物。実はサメなんです。」

楽園の海 2025初潜り 慶良間諸島

サメですか!

長田勇さん「はい、お腹が膨らんでいたので、赤ちゃんがいるのでしょう。お目目も可愛らしいですね。潜り納めで嬉しい出会いとなりました。」

海に感謝ですね。

長田勇さん「そして1月2日。初潜りのため、日の出前に集合です。この日も「プレフリ号」に乗船して、ケラマ諸島へ向かいます。ボートから見る日の出。波も穏やかです。」

すごい、ボートからの日の出。すばらしい!感謝ですね。

長田勇さん「はい、よく見ると、雲の形が辰に見えませんか?私だけでしょうか。いえ、心の優しい人には見えるんです!!」

いえ、新年早々ご利益ありそうで、すばらしいですね!

長田勇さん「はい、この日の最高気温は21.8℃。初潜りに選んだポイントは、またまた大物狙いで「下曽根」です。年末年始は特に、大物が見たい!というダイバーさんが多い気がします」

そうなんですね!

長田勇さん「運が良ければ、滅多に会えないジャイアントマンタとも遭遇できるポイント。大勢のダイバーと一緒に潜ります。私も準備万端。いざ、初潜りへ!この日の水温は22.8℃。海の中の方が陸地より若干暖かいんです。水深35mから40m付近で、100匹ほどのナンヨウカイワリが群れていました。今年最初に撮影した魚は、アジの仲間ナンヨウカイワリでした。少し警戒している感じだったのでちゃんとは撮れませんでしたが、私にとっては水中撮影の「仕事始め」でもありますので、しっかりと記録してきました」

縁起担ぎですね。

楽園の海 2025初潜り 慶良間諸島

長田勇さん「そうですね。次に水深20mで遭遇したのは、7匹のイソマグロです。体長は70cm。まだまだ大きくなりますよ。そして水深10mではかなり接近できた80cmのロウニンアジ。メタリック感があってカッコいいですね?」

迫力満点です!

長田勇さん「大物たちに出会えたダイビングとなりました。次は「トムモーヤ」水面から少しだけ岩が顔出しているポイントです。水中から見るとこんな感じです。かっこいい形をした山の頂上部分が、水面から出てるんですね」

そして!ウミガメ!

長田勇さん「餌を食べているアオウミガメに遭遇しました。近づいても全く気にせず、黙々と食事していました。こちらはモンガラカワハギ。同じく食事中ですかね。模様がなんとも不思議。水中ではかなり目立ちます」

派手ですね!

長田勇さん「水面近くで群れているのはウメイロモドキ。青と黄色のツートンカラーがとても綺麗な魚で、私も大好きな魚です」

楽園の海 2025初潜り 慶良間諸島

美しいですね!

長田勇さん「派手な色をしてますが、グルクンの仲間です。パクパクしてるの分かりますか?このお魚も食事中でした。正月らしく、のんびりとした時間を感じました。最後は、水中から見る太陽。1月2日ではありますが、海の中から見る太陽が、私にとっての初日の出。光線もうまく撮れ、コンディションの良い海で初潜り出来て、最高の幕開けとなりました」

すばらしい水中でした!

長田勇さん「2024年も、安全第一で潜り続けたいと思います!」

ありがとうございました。以上楽園の海でした。

取材協力 Dive Linker(沖縄ダイブ・リンカー)