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元日に発生して甚大な被害が出ている能登半島地震で沖縄県議会は被災地に見舞金を送り沖縄県は被災者受け入れなど支援に乗り出しました。

能登半島地震ではこれまでに石川県で180人の死亡が確認されたほか多くの人が避難所での生活を余儀なくされていて発生から1週間あまり過ぎた今も被害の全容はわかっていません。

沖縄県議会では甚大な被害が出た災害などが起きた時に見舞金を検討することになっていて今回、石川県に50万円を贈ることが決まりました。48人の議員全員から1万円ずつと議長の交際費から2万円を出す形です。見舞金は1月中に石川県に届く見込みです。

震災の犠牲者などへの黙とうで始まった沖縄県の支援対策本部会議は能登半島地震の救援活動や復旧支援活動を効果的かつ円滑に進めようと全国知事会と連携を取る形で立ち上がったものです。

県では給水車を出動させる準備を整えているほか高齢者や障がい者を手助けする災害派遣福祉チームを石川県に派遣する調整に入っています。

玉城知事「寒さ厳しい被災地において特に支援を必要とするみなさまが暖かい沖縄県に避難されることを想定し、民間と連携しながら各種支援を行えるよう取り組みを行ってまいります」

また、県は被災者を一時的に県内で受け入れる方針で県営住宅など生活を支える場所の確保など検討を進めることにしています。