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沖縄スポーツ2023 コロナ禍を越え、再び各地に「熱」

スポーツです。2023年も残り2週間、沖縄スポーツ界は今年も盛り上がりましたね!今年は長かったコロナ禍も過ぎ去り、4年ぶりの大会開催や、悲願の優勝など様々なストーリーが刻まれました。

沖縄を熱くしてくれたスポーツを今年はエリア別に振り返っていきます!

コロナ禍を乗り越えて、本格的にスポーツイベントも再開された2023年。各地域にも熱い風景が戻ってきました!まずは離島から!

宮古島では、全日本トライアスロン大会が4年ぶりに開催され、1100人余りが鉄人レースに挑みました。

この大会で過去17度の完走を誇るも、2020年に乳がんの告知を受けた江戸千景さん。苦しい治療を経て、今年、トライアスロン復帰を果たしました。目標からは遅れながらもスイム3km、バイク123km、ラン30kmの道のりを完走し、病を乗り越えて再びストロングマンとなりました。

そして石垣島を沸かせたのは、島が生んだ剛腕・埼玉西武ライオンズの平良海馬。プロ6年目は自ら志願して先発に転向し、6月に行われた那覇での公式戦でも先発マウンドへ。勝利こそなりませんでしたが、11奪三振と力投する姿を県民に披露しました!平良は今シーズン11勝をあげ、先発として有言実行の活躍を見せました。

続いては本島南部!

喜友名諒さん「空手を通してたくさんの方と出会ったりたくさんの経験をしてきたので、この自分の人生の宝物として、これからこの経験を生かして皆さんの役に立てるように精進していきますので今後ともよろしくお願いします」

3月、東京オリンピック男子空手形で金メダルを獲得するなど、沖縄発祥の空手の力を世界に知らしめてきた喜友名諒さんが、豊見城市の沖縄空手会館で引退会見を開きました。

沖縄スポーツ2023 コロナ禍を越え、再び各地に「熱」

個人形では、全日本選手権で前人未到の10連覇を始め世界選手権では4連覇。また、2009年から金城新さん、上村拓也さんと団体形のチームを組み、世界で活躍しました。去年のアジア選手権で団体6連覇を達成しました。

喜友名諒さん「3人でやり切ったというところまで思いを一緒にすることができたので本当に悔いなく3人、団体で始まって団体で締めることができたと思っています」

喜友名さんら3人は次世代に空手をつないでいけるよう、後進の育成に取り組んでいます。

同じ3月、南城市の琉球ゴルフ倶楽部を舞台に熱戦が展開されたのは女子プロゴルフの開幕戦、ダイキンオーキッド。今年は4年ぶりに観客数の制限がなくなり、熱気も戻ってきました。

沖縄スポーツ2023 コロナ禍を越え、再び各地に「熱」

その中で、これが地元でのプロデビュー戦となった、うるま市出身の荒川怜郁。一時は優勝争いを演じましたが、最終的にはスコアを落としてトータル1オーバー・31位タイに。恩師のもとに駆け寄った荒川選手。感謝と悔しさがこみ上げていました。

続いては、北部!

今年もJリーグや女子プロサッカーチーム、合わせて19チームが沖縄へとやってきたサッカーキャンプ。国頭村では、J1のFC東京がキャンプを行い、カタール・ワールドカップで活躍した長友佑都も沖縄から新たなシーズンをスタートしました。

沖縄スポーツ2023 コロナ禍を越え、再び各地に「熱」

W杯で注目された「ブラボー」はこの時出ませんでしたが代わりに一言。「VAMOS東京VAMOSJリーグ」。また、同じくFC東京で宜野湾市出身の野沢大志ブランドンが今月、県出身のゴールキーパーとして初めて日本代表に選出されています。

名護市の21世紀の森体育館では、ハンドボール男子・琉球コラソンと、女子ザ・テラスホテルズ ラ・ティーダの2022-23シーズン最終戦がそろって行われました。

コラソンは、東江正作新監督の下、前のシーズンの4勝から8勝と倍になり、12チーム中7位でシーズンを終了。また、ザ・テラスホテルズは1点差ゲームをものにして、1勝だった前のシーズンからの進化を示す5勝をあげました。引退した9人の選手にも花を添えました。

沖縄スポーツ2023 コロナ禍を越え、再び各地に「熱」

残るは中部!ですが…県勢選手たちの活躍は本島内には留まりません!ここで、一度県外に出て兵庫県西宮市へ。そう、阪神甲子園球場です。

夏の甲子園に2年ぶりに出場した沖縄尚学は、3回戦、長崎・創成館との九州勢対決でこの夏、「ミスターゼロ」の名をとどろかせたエース・東恩納蒼が好投!9年ぶりのベスト8に輝きました。

準々決勝では優勝した慶應に惜しくも敗れましたが、先制のホームランを打ったのが、不動の4番打者・仲田侑仁。春のセンバツでの沖縄県勢初の満塁ホームランに続くホームランで存在感を示した主砲は、10月に行われたプロ野球ドラフト会議で広島東洋カープから4位指名を受けました。

なお、悔しい指名漏れとなった東恩納は、東都大学野球でさらに投球を磨きます。

また、沖縄尚学と夏の沖縄大会決勝で対戦した日本ウェルネスの1番バッター・ワォーターズ璃海も東北楽天ゴールデンイーグルスから4位指名を受けました。

では、県内に戻って今年スポーツ熱が一際高かった地域はこちら、本島中部。

沖縄スポーツ2023 コロナ禍を越え、再び各地に「熱」

2013年に嘉手納町で旗揚げした「琉球ドラゴンプロレス」が、10周年記念大会を開催。団体を立ち上げ人でこの試合で現役選手としての休業を宣言していたグルクンマスクが最後はマスクを取られながらも渾身の「ムーンサルトプレス」。集大成を勝利で飾りました。

沖縄市のタピックひやごんスタジアムを本拠地とするサッカーJ3のFC琉球。1年でのJ2返り咲きを狙ったシーズンでしたが監督が2度交代するという激動の1年に。

2018年にJ2昇格へと導いた金鍾成(キム・ジョンソン)監督が5年ぶりに復帰し、攻撃的なサッカーに光が見え始めましたが、20チーム中17位と苦しみました。来シーズンの飛躍を誓います。

そして、今年、熱狂の舞台となったのが、沖縄アリーナです。8月から9月にかけて、行われたバスケットボールワールドカップ。日本は強豪ひしめく「死の組」と言われるEグループに入りましたが、第2戦のフィンランド戦で、後半の大逆転を展開し、国際大会で17年ぶりの勝利。

第4戦のベネズエラ戦では第4Q残り8分で15点差をつけられる劣勢を跳ね除け、逆転勝利。そして第5戦でもカーボベルデ戦も逆転勝利といくつものドラマを生み出し、来年夏のパリオリンピック出場権を獲得!前回のW杯、そして東京オリンピックで1勝も出来なかった日本が、ここ沖縄で新たな歴史を刻みました!

そして、この沖縄アリーナをホームとする琉球ゴールデンキングスも、初めての快挙を達成しました。

西地区6連覇を達成し、2年連続で立ったファイナルの舞台。天皇杯では敗れた千葉ジェッツとの第1戦は、ダブルオーバータイムに突入する手に汗握る展開に。

この大激戦をベンチメンバーも含めて全員で戦ってきたキングスが最後まで走り抜き、勝利をもぎ取ると勢いに乗って第2戦でもリードし、Bリーグ創設から7年、ついに悲願の日本一に。

キングス一筋、チームを牽引してきた岸本隆一の目には涙が溢れました。

6月、コザで優勝パレードが行われ、地元のファンとともに喜びを分かち合いました。キングスは、もう一度優勝を目指す新たなシーズンも、激戦の西地区で現在1位を走っています!

沖縄スポーツ2023 コロナ禍を越え、再び各地に「熱」

コロナ禍を経て、スポーツに思い切り熱中できる環境が戻ってきた2023年、沖縄を舞台に、沖縄のチームが、多くのドラマや感動を生みました。沖縄スポーツ界、来年もまた私たちを熱くしてくれそうです!