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続いては、沖縄のお隣、台湾の様々な情報をお届けする「わんさか台わん」今回は、冬の恒例行事や沖縄で結ばれた友好協定の話題です。

今月中旬からスタートした毎年恒例の新北市のクリスマスイルミネーション。映像の投影面積は、過去最大の4000平方メートル超え!陽気なサンタやキャラクターたちが登場し、お茶目な動きで来場者の心を掴んでいます。

会場中央にある高さ33メートルの光り輝くツリーも圧巻で初日から多くの人で賑わいました。今年のイルミネーションは、46日間コロナ禍以降で最大規模で行われクリスマスムードを存分に味わうことができそうです。

とある橋のたもとに広がっているのは小さな集落?こちらは手先が器用な74歳の黎(りー)さんが、8年かけて作り上げた「小人の国」。

昔仕事で使用していたワイヤーや石、缶など使い全て一人で、創作したものです。30センチほどの高さで建てられた小さな家は石垣や門、庭など細かい部分まで作りこまれています。

観光客「すごく繊細ですよ!言うなれば自分の国を作ったんですね」

黎さんは、見学にやってくる人々に、熱心に街を解説し手作りした作品をプレゼントしています。

わんさか台わん 冬の恒例行事 沖縄と友好協定

黎さん「人々は大きなビルを建てていきますが、私は小さな家を建てるだけで十分です。心に花が咲けば全てが美しく思えるのです」

夢が詰まった黎さんの「小人の国」は、Googleマップで星4.4という高評価を得ていて今後もたくさんの人が訪れそうです。【

雲林県の虎尾(こび)町役場の広場に集まった20台を超えるキッチンカー!今、伝統的な屋台とはまた違った雰囲気を楽しめると台湾全土で注目を集めています。

ホテルやレストランで働いていたシェフや元エンジニアなど、全く異なる経歴を持つ人たちが、台湾各地を巡っています。店舗を構える費用が抑えられ、気軽に移動でき、人と触れ合えるのもキッチンカーの魅力です。

わんさか台わん 冬の恒例行事 沖縄と友好協定

ブリトーを販売する梁さん「以前はホテル専属のシェフでした。毎日調理器具と睨めっこをするばかりでお客さんとは触れ合うことが叶わない中でキッチンカーの存在を知り、台湾各地を旅しています」

新たなファン獲得の場になっているキッチンカーの旅自由なビジネスモデルとして広がりそうです。

ところかわって、こちらは那覇市。県司法書士会と日本の司法書士会にあたる、台湾の「台北市地政士公会」が、司法書士制度に関する研究のための情報交換、実務発生時の相互支援を盛り込んだ友好協定を結びました。

台北市地政士会 理事長 李 忠憲さん「今回、沖縄県司法書士会と友好締結協定を結べたことを嬉しく思っています。この協定を以て両会の法令関係や業務における交流を望んでいます。」

わんさか台わん 冬の恒例行事 沖縄と友好協定

沖縄に住んでいる台湾の人たちの相続問題や来年4月から実施される土地相続の登記義務化の対応も、スムーズに行うことを目指すとしています。