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沖縄に駐留するアメリカ海兵隊に、離島での作戦などに対応する部隊「海兵沿岸連隊」が、2023年11月15日発足し、式典が開かれました。

2023年11月15日発足した「第12海兵沿岸連隊」は、有事の発生前に部隊を分散して展開する「遠征前方基地作戦」・EABOに対応する部隊で、これまで駐留していた「第12海兵連隊」を改編しました。

エルトリングハム大佐は「我々が(中国に近い南西諸島など)第1列島線に存在することを誇りに思う」と述べました。

2023年11月15日の発足式典で連隊司令官のエルトリングハム大佐は、中国に近い南西諸島など、いわゆる第1列島線に部隊が存在する意義を強調しました。一方、この部隊の指揮下に置く、第3海兵師団のワートマン少将が、式典後、取材に応じ、中国への対抗の意図について問われ、次のように述べました。ワートマン少将は「第12海兵沿岸連隊は特定の国を対象にはしていない」と述べました。

また、ワートマン少将は、海兵隊と自衛隊の連携について今後も強化していくと強調していました。