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2023年8月に中学生が大麻を所持した疑いで逮捕されたことを受け地域の大人に見守りの大切さを理解してほしいと薬物乱用防止講座が開かれました。

講座は浦添市教育委員会が地域の自治会長などの子どもたちを見守る立場の大人に薬物乱用の危険性を伝えようと実施されました。

会場では、薬物乱用の影響を伝える映像が流され大麻などの薬物を乱用すると幻覚・妄想・パニック障害などの症状が出たり、脳や心臓に負担がかかり最悪の場合死亡したりする恐れがあることが伝えられました。

薬物乱用防止指導員で20年ほど保護司として活動する兼次政福さんは、軽い気持ちで大麻を使ったことがきっかけでMDMAや覚せい剤の使用に発展し体や生活が壊れてしまった20代男性の証言を引用し、子どもたちが巻き込まれないよう地域の見守りが大切だと訴えました。20年ほど保護司として活動兼次政福さんは「(大麻を吸うと)タバコとは違う臭いがあってすぐにわかる、吸い過ぎているとだるくなったり頭が痛くなったり、体の調子がおかしいという状況が出てきますから」「(おかしいと思ったら警察に)ぜひ連絡を取っていただいてその処置をしていただければ」と話していました。

講座の内容は、12月に浦添市の公式ユーチューブで配信されるということです。