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2023年11月3日から始まる首里城復興祭を前に11月2日、正殿の再建が進む素屋根の壁面に描かれた実寸大の正殿グラフィックが公開されました。

金城有芽乃記者は「高さ16メートルを超える素屋根の壁面に首里城正殿が描かれました。令和の復元で制作される扁額の黄色も忠実に再現されています」と伝えました。

2023年11月2日に公開されたのは素屋根の壁面に描かれた実寸大の正殿グラフィックです。高さ16メートル横幅42メートルの巨大な壁面には正殿内部の「断面」が描かれ御差床や扁額の位置関係など完成時には見られない正殿の構造を見ることができるということです。

国営沖縄記念公園事務所・小野悟建設監督官は「正殿自体がこれだけ大きかったのかなというスケール感と装飾・色合いも実際の色に合わせて描いているのでこういう色、カラフルな色で出来るんだなと期待していただいて待ち望んでいただけたら」と話しました。

壁画は、工事用の囲いの外から見えるほか高台にあがった東のアザナからも見渡すことができます。