連覇がかかるシーズン、好発進です！Ｂリーグ・琉球ゴールデンキングスはきのう、アウェイでの開幕戦を見事勝利で飾りました。現地に取材に乗り込んだ沼尻アナのリポートです。
沼尻アナ「開幕戦の舞台、SAGAアリーナです。琉球ゴールデンキングス、連覇への道がここから始まります」
悲願の日本一から４カ月余り。新たなシーズンの始まりはアウェイの地、佐賀から。 試合前から入場口には多くの人が列を作っていて、その大半がやはりホームである佐賀のブースターでしたが、それでもキングスブースターもしっかり集結していました！
ブースター「沖縄からです。福岡経由で来ました！」
ブースター「日頃沖縄アリーナで鍛えているこの喉で、大きな声を出して応援したいと思います」
ブースター「福岡からです。去年まで沖縄に転勤で住んでいたので、そこでキングスにはまってしまった」
ブースター「声を出して（キングスブースターも）いますよって感じで応援したい」
ブースター「生で見られることと勝利してほしいというワクワクと期待がすごいです！」
「GoGoキングス！」
沖縄や九州各県などから、キングスブースターも合わせ平日の夜にも関わらず7,000人を越える観客が詰めかけた開幕戦。
第１Ｑ、昨シーズンＢ２で優勝を果たした佐賀との「王者対決」は、まず佐賀のレイナルド・ガルシアが今シーズンのＢ１リーグ、最初の得点をあげます。
一方のキングス初得点は新加入のヴィック・ローが上げると、 キングス一筋12シーズン目の岸本隆一！ファールを受けながら３ポイントを沈める４点プレーに成功し、キングスがリードを奪います。
しかし、Ｂ１初昇格で勢いづく佐賀もエナジー全開で攻めてきます。
第１Ｑ途中で８点のリードがあったキングスでしたが、第２Ｑに入り逆転を許します。ホームの大声援もあり、会場は佐賀の雰囲気に。それでも。
岸本隆一選手「劣勢に立たされた時に昨シーズンの経験というのは大きいので、自分たちは良い時も悪い時も、悪い時からどう挽回していくのかとか、そういう経験が昨シーズンは自分たちの方が上回っていた部分かなと思うので」
昨シーズン、苦しい時期も越えて優勝を掴んだ経験がまたひとつ、チームの力に。
再逆転したキングスは昨シーズン途中に加入したカール・タマヨ。相手を惑わす華麗なプレーを見せると、さらに３ポイントはこの試合４分の４で成功率100％！
ディフェンスでもブロックショットなど、攻守で躍動します。ケガや代表活動でメンバーを欠く中でも底力を見せたキングスが、再逆転後は佐賀の追撃を許さず。シーズンの開幕を告げる王者対決は、B１の意地を見せたキングスが勝利。連覇への道のりの一歩を踏み出しました！
桶谷ＨＣ「僕たちと佐賀にだけ与えられたスペシャルなゲームをさせてくれたBリーグに感謝したいと思いますし、本当に西地区は１つ勝つのが大変な状況の中でこのひとつもぎ取れた。勝ちながら成長できるというのが一番リーグにおいて必要なことだと思っているので、きょう勝てたことは本当に良かったなと思います」
岸本隆一選手「もちろん最終的には連覇というところもありますし、ただその前にはEASLだったり天皇杯だったり、自分たちが狙っているタイトルがあるので、それを果たすためにも目の前のことにまず集中して積み重ねていかないことには、最終的に自分たちが一番強いチームになれないと思うので、先は見据えつつも目の前のことにまずは全力で取り組んでいけたらいい」
