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機体の墜落事故から約1年半を経て、離島やへき地の医療を支えてきたメッシュサポートが10月から飛行機を使った活動を再開することになりました。

公的搬送では対応が遅くなる離島やへき地で迅速な医療支援を行うため民間で医療用ヘリと飛行機を運用しているNPO法人の「メッシュサポート」は2022年3月の訓練で伊江島飛行場に墜落する事故を起こしたため、飛行機を使った医療支援活動を1年半の間、休止していました。

日本財団に機体の購入費用を支援してもらうことで今まで以上に安定的な運用が可能な4人乗りの新たな飛行機を確保できたことから飛行機を活用した活動を10月1日に再開させます。

メッシュサポート・塚本裕樹理事長「この1年半新たに機体を導入するのが難しくて。今回、日本財団から(支援の)話を頂いて、この先この(医療支援)活動を続けていくことができるということで本当に安心しました」

2007年に活動を始めたメッシュサポートではこれまでにヘリと飛行機で合わせて約2500件の活動実績があり、塚本理事長は「救える命を救いたい」と意気込むとともに様々な形での支援を呼びかけています。