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4年ぶりにリアル開催となった県内のコンビニの人気企画私も毎回楽しみにしています。商業高校の生徒から募集したアイデアを商品化して期間限定で販売するものですが、腕によりをかけて作ったパンを高校生がプレゼンテーションする審査会がありました。ローソン沖縄と県内の商業高校による商品開発プロジェクトはことしで8回目を迎えました。

書類審査を通過した6校8チームのメンバーが黒糖やシークワーサーといった県産品を使ったパンをPRしたりショートムービーを撮りSNSでパンを紹介したりと売り上げにつなげるアイデアを審査員の前で堂々とプレゼンテーションしました。

その結果、黒糖バタークリームと紅イモホイップを売りにした南部商業の黒糖たつまきパンがグランプリに選ばれました。南部商業流通ビジネス科(3年)幸喜龍斗さんは「誰でも食べやすいというのが一番だと思う。みんなに好かれるパンを作っていけたらと思う」と意気込みを語りました。

また準グランプリの那覇商業特別賞の中部商業のパンも商品化される予定です。

那覇商業国際経済科(3年)上原杏樹さんは「商品化されるために頑張ってきたプレゼンしたり原稿だったりそれが報われた感じでもある」と話していました。

ローソン沖縄の中西淳社長はお客さんもメーカーも販売者も喜ぶ三方良しを目指しましょうと共同開発を前に高校生を激励しました。今後、開発会議と試作を重ねて来年1月下旬に県内のローソンで発売予定ということです。高校生のアイディアがプロの力と合わさってどんな美味しいパンになるのか今から楽しみです。