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県の承認前に国が工事に向けた準備に入った形になります。辺野古新基地建設に関して、沖縄防衛局は2023年9月8日、大浦湾側の護岸建設など4件の工事について、入札公告をホームページに掲載しました。

大浦湾側で基地の建設工事を行うためには、軟弱地盤を固める工事など、沖縄防衛局が提出した設計変更申請を県が承認する必要があります。

県は2022年、申請を不承認にしましたが、2023年9月4日の最高裁判決で、国土交通大臣が県に承認するよう求めた是正指示が適法となり、県の対応が焦点となっています。

浜田防衛大臣は「本日、沖縄防衛局が大浦湾側の工事の一部について、入札公告を行う予定であると承知しております」と述べました。

県の承認がない中、浜田防衛大臣は会見で、大浦湾側工事の入札公告を明らかにしました。これを受けて玉城知事は2023年9月8日の会見で「どのような対応を取るかは検討中」と述べるにとどめました。