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2023年8月28日は旧盆の初日先祖をお迎えする「ウンケー」です。那覇市の市場では朝から旧盆料理の食材を求め、買い物客が訪れています。

2023年3月にリニューアルオープンして初めての旧盆を迎えた那覇市の第一牧志公設市場。朝から肉やかまぼこ、昆布などの旧盆料理に欠かせない食材を買い足したり、お供えものの準備を急ぐ買い物客が訪れています。

買い物客の女性は「あしたから朝昼晩お供えしないといけないから大変なのよ。今から買い物急いでやらなきゃ、寝ずに」と話しました。

買い物客男性は「夜はまた家族ぜんぶ集まって、孫とかお酒でも飲みながらこれ(買ったものを)食べていい顔をして迎えたいと思います」と答えました。

市場で店を構える人は、新型コロナの影響を受けた仮設市場のころより倍以上の買い物客が訪れていて、かつての賑わいが戻ったと喜んでいました。

かねこ蒲鉾店の上原史江さんは「(仮設時では)来てくれなかった昔なじみのおばあちゃんとかが孫を連れてきたりして、こっちも久しぶりに会えてうれしいです。きょうあすが(忙しさの)ピークかなと思います」と答えました。

沖縄の旧盆は旧暦の7月13日にあたる「ウンケー」に先祖の霊を迎え、お供え物などで子や孫らがもてなし、「ウークイ」で見送ることになっています。