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普天間基地周辺で高濃度の有機フッ素化合物・PFASが検出されてることを受けて、汚染源特定に向け、地下水などの専門家の会議が7月18日開かれました。

県は2016年度から普天間基地周辺での湧き水などの調査を行っていて、1リットル当たり50ナノグラムの国の暫定指針値を超えるPFOSなどが検出されています。

知念宏忠・県環境保全課長は「県としては同基地が汚染源であるがい然性が高いと考えていますが、基地内への立ち入り調査が認められていないことから先生方のご専門の立場からご意見・ご所見をいただき、普天間飛行場周辺の汚染源特定に向けて取り組みたい」と述べました。

7月18日、那覇市内で開かれた専門家会議で県側はこのように述べ、普天間基地が汚染源との認識を改めて示しました。会議は冒頭を除いて非公開で行われ、汚染源の検討の方針や県の汚染調査計画などについて協議しました。

県によりますと会議ではボウリング調査地点の追加や大局的な地下水の流れの評価などを検討することなどについて意見が挙がったということです。