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沖縄県が2023年度に実施する予定の有機フッ素化合物、いわゆる「PFAS」の全県調査について玉城知事は8月ごろからすべての市町村で土壌の採取に着手できるよう調整を進めていることを明らかにしました。

人体への有害性が指摘されている「PFAS」をめぐって沖縄県は残留実態を把握するため2023年度内に県内すべての市町村で土壌と水質を調べる方針です。

玉城知事は土壌調査について各市町村でそれぞれ1地点を選び、8月ごろから土壌の採取を始める方向で調整していると述べました。分析結果は2023年度末に公表する予定だということです。

玉城沖縄県知事「土壌中のPFOS等についてはこの調査結果も踏まえて、国に対して土壌基準等の設定を求めていくこととしています」

玉城知事は国が基準値を設定すれば基準を超えた土壌に立ち入らないようにするなど県民のリスク低減に役立つと述べ、基準値設定の必要性を訴えました。