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沖縄戦に看護要員として動員された女学生たちの戦争体験を伝える映画の上映会が、県立図書館で行われました。

映画は沖縄戦当時に負傷兵の治療をするための看護要員として野戦病院に動員された、当時首里高等女学校2年生の宮城巳知子さんの手記をもとに3年前に制作されたものです。

作品では、女生徒たちが戦争に巻き込まれる様子をはじめ、日本兵を優先して県民には満足な治療を行わない軍の沖縄差別、次々に周りの友人らが亡くなっていく姿など、78年前の沖縄で起こった惨劇が生々しく描かれています。

映画を見た人「母の弟が21で戦争で亡くなっていますので、そういう話を聞いてて余計にこういう映画を見るときずっと最初から涙が出て」「絶対そういう戦争は起こしてはいけない」

県立図書館では、映画の原作本の挿絵の原画や関連する戦争当時の備品などの展示があす26日まで行われています。