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先月11日、那覇市立病院内の工事現場で見つかった不発弾の処理がけさ行われ、無事終了しました。

消防呼びかけの様子「このあと9時40分ごろから、不発弾1発の処理作業が行われます」

那覇市立病院内の工事現場で見つかった不発弾の処理作業にともない、現場近くは21日早くから消防隊員や市の職員らが地域住民に避難を呼びかけたほか周辺の道路が一時、通行止めとなりました。

先月11日に見つかったのは全長50センチ、重さ25キロの「黄リン弾」と呼ばれる不発弾で、78年前の沖縄戦でアメリカ軍が使用したものとみられます。

院内患者340人を含む600人が避難の対象となった那覇市立病院では一時、病院への立ち入りを制限したほか、処理現場に向き合う病室の窓には二重にべニア板を設置し安全対策を行いました。

那覇市立病院仲宗根浩事務局長「戦後78年経った今でも本病院だけでなく、各地で不発弾が見つかるという状況がございます。また、こういった現実とも我々向き合わなければいけないのかなと思います」

作業は、午前10時に無事終了し交通規制も解除されました。