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4月29日、那覇市の路上で発生したひったくり事件について逃走していた少年が10日逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは那覇市内に住む14歳の男子中学生です。また、ひったくりの共犯として14歳未満の男子中学生も補導されました。

警察によりますと中学生らは4月29日の午前5時ごろ那覇市久茂地の「県庁前駅」近くの路上で帰宅途中だった30代の男性のウエストポーチをひったくり、逃走していました。

ウエストポーチに入っていた財布は、ひったくり現場の近くで現金8000円が抜き取られた状態で見つかっていてQABが入手した防犯カメラ映像には犯行直後とみられる少年らの姿が映っていました。

県内で発生したオートバイの窃盗事件で容疑者として浮上した人物が防犯カメラに映っていた少年と酷似していたことから警察が本人から話を聞くなどして10日逮捕しました。

男子中学生2人は容疑を認めていて「家出をしていて金がなくて盗んだ」と話しています。警察は、市内で、同様の窃盗事件が相次いでいたことから余罪の可能性も視野に捜査を続けています。