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4月24日朝早くに海上保安庁の航空機が那覇空港を飛び立った後に重さ25kgのエンジンカバーを海に落下させました。けが人などは確認されておらず、その後の捜索でカバーが見つかり回収されています。

第11管区海上保安本部に所属する固定翼機「ファルコン2000」は機体の後ろについている右側のエンジンを覆うカバーの一部を4月24日朝に警戒任務で海上を飛行している時に落下させました。

「ファルコン2000」は午前5時に那覇空港を離陸した後、2時間半後に戻っていて飛行後の点検をしていた職員が部品がなくなっていることに気づいたということです。落下物によるけが人はこれまでに確認されていません。

なくなったエンジンカバーは繊維強化プラスチックでつくられ、丸みを帯びた長方形のような形で、長さ2・2m、幅1・2m、重さは25kgということです。

その後の捜索によって午前9時半ごろ糸満市の喜屋武岬から北西約7・2kmの沖合でヘリが海に浮くエンジンカバーを見つけ、巡視艇が回収しました。

離陸前の点検で機体に異常はなかったということで部品が落下した原因について調べが進められています。