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2023年の春に県立芸術大学を卒業する学生の研究成果を披露する作品展が2月15日から県立博物館・美術館で始まりました。

県立芸術大学卒業・修了作品展は絵画や彫刻、デザインなど5分野を専攻する学生67人の100点が展示されています。在学中、首里城火災やコロナ禍で時間が十分に確保できないなか、自らが感じ表現する作品を制作していたということです。

こちらの”つながり”という作品は、オレンジ色と緑色の絣の着物にそれぞれの色を新たに重ねることでこれまでの生活や人との出会いによるつながりを表現する作品に仕上げたということです。

県立芸術大学4年・宇都宮志野さんは「大学外の人とも繋がりを持てて大学で学んだこと色んな経験を活かして今後も続けていきたいと感じています」と話しました。

また、黒々とした鉄のイメージを引き出しながら赤いマニュキュアが目に留まるこの作品は、鼻をほじる構図に一瞬、ドキッとしますが、外国ではあたり前の姿を表現したと作者は話していました。

この作品展は2月19日まで県立博物館・美術館で行われています。