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交通事故の削減につなげようと、産官学が連携して県内初の協定を結び、事故のデータなどを共有し、対策に取り組むことになりました。

この協定は、県内の交通事故の削減や渋滞の解消を目指すもので、那覇市で開かれた締結式には、県警と県内のレンタカー会社、琉球大学など合わせて8つの企業や機関が参加しました。

協定では、およそ1500台のレンタカーから得られた運転時の速度や急ブレーキなどのデータと警察が持つ交通事故のデータを共有して照らし合わせることで潜在的に危険な地点を掘り起こし、交通事故の削減を目指します。

こうして、産官学が連携して、情報を共有・分析を行うのは、県内初めてのことです。

県警察本部・下地忠文交通部長は「産官学の専門分野が協働することにより、決めこまなかなデータ分析が可能となり、将来の交通事故防止対策に大きく期待をしております」と述べました。

今後は、交通事故の要因の一つでもある渋滞の解消を目指すとともに、観光振興にもつなげたいとしています。