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陸上自衛隊が沖縄市にある訓練場内に弾薬庫などを保管する補給拠点を新たに設ける計画を進めていることから、市民団体が沖縄市に建設を認めないよう訴えました。
自衛隊の弾薬庫建設に反対する市民団体のメンバーらが沖縄市役所を訪れ、要請書を手渡しました。要請では桑江市長が補給拠点の建設を認めないよう訴えているほか、補給拠点の新設について住民説明会を開催することなどを求めています。
弾薬庫建設反対実行委員会・仲村未央共同代表「私たちはこれ以上の基地負担をもたらすものについて、しっかりと市長は反対の立場でここに持ち込ませないと表明していただきたいという趣旨であります」
国は南西諸島の防衛体制強化を理由に、沖縄市池原にある陸自の訓練場内に弾薬などを保管する補給拠点を新たに設ける計画をしていて、1月に防衛局から沖縄市に計画の概要が伝えられていました。
市民団体の要請に対応した平田副市長は「国の専権事項として同意や拒否をする立場にない。住民にしっかり説明するよう防衛局には求めている」と述べました。