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「この賞は励みになる」と受賞の喜びを語りました。ものづくりの第一線で活躍する人を表彰する「ものづくり日本大賞」で沖縄生まれのコンクリートの開発者などが経済産業大臣賞を受賞しました。

「ものづくり日本大賞」の経済産業大臣賞を沖縄から17年ぶりに受賞したのは「HPC」ハイブリッド・プレストレスト・コンクリートを開発したHPC沖縄の阿波根昌樹代表ら5人です。

HPCは、厚さ20~40ミリの薄いコンクリートでありながら高い耐久性やデザイン性を兼ね備え、錆びない材料を使用し塩害を受けないという新しい技術が評価されての受賞ですでに県内各地の建物でも使用されています。

HPC沖縄・阿波根昌樹代表は「沖縄発で全国だけでなく海外に通用する技術は今までなかなか出てこなかったと思う。この賞が励みになるじゃないかと、モチベーションがますます上がる受賞だと思う」と話しました。

この素材は、2025年の大阪万博のパビリオンにも採用されることが決まっているなどすでに注目が高まっています。