※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

4日夜、那覇空港の付近でドローンのようなものが飛んでいたとしておよそ1時間半にわたって航空機の離着陸を見合わせる事態になりました。

那覇空港管理事務所などによりますと4日午後9時すぎ管制官が、空港の東側でドローンのような光る飛行物体を目撃したということです。豊見城警察署などが対応にあたりましたが、現在までに飛行物体や操縦者の発見には至っていません。

那覇空港では、安全確認のために午後9時半からおよそ1時間半、運航を見合わせ、7便に影響が出ました。関西空港からの便は引き返し、羽田や福岡からの便は燃料補給のためにそれぞれ、関西空港やアメリカ軍嘉手納基地に着陸したあと、那覇空港に到着しました。

福岡便・遠征帰りの高校生は「機内アナウンスで知らされました」「ドローンが飛んで、那覇空港に帰れないみたいな」「(ドローンの影響で着陸できないと)急に伝えられたので、焦りました」と話していました。

11月には、許可を受けないまま空港上空でドローンを飛行させたとして那覇市に住む30代の男が航空法違反の疑いで書類送検されています。国土交通省・航空局は安全な運航のために空港周辺ではドローンの飛行を行わないよう求めています。