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アメリカ軍は11月15日、演習の一環で離島から負傷者を搬送し手当てする訓練をキャップフォスターで実施し、メディアに公開しました。

今回公開されたのは、キャンプ・フォスター内の仮設の遠征医療施設や訓練の様子で離島で銃で打たれたり、爆撃に遭うなど大けがをした自衛隊員や海兵隊員を搬送するという想定で行われました。

傷病者を乗せたオスプレイが奄美大島から基地内の広場に到着し、その後、けが人を救急車で運んだり、歩いて施設に移動させたあと、実際の治療などを行いました。

治療は海軍の医療チームで、海兵隊、海軍、自衛隊が連携し手順などを確認していました。遠征医療施設の指揮官・エリザベス・スミス大佐は「日米同盟はパートナーシップです。日本の自衛隊員でも、アメリカの海兵隊員でも、国籍関係なく、患者に最善の治療を行なって、元の状態に戻れるようにするのが、日米同盟の目的であると考えます」と答えました。

この医療施設は、戦地でも高度な救急医療を提供する目的で備えられていて担当者は、「いかなる状況下でも適切な治療を提供できる」と述べました。