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2022年10月の那覇市長選で当選した知念覚新市長がきょう初登庁しました。一方、那覇軍港のオスプレイ離陸についてこれまで反対だった市の見解を「白紙」にすると明らかにしました。

市役所入り拍手第34代の那覇市長に就任した知念覚新市長が、多くの職員の出迎えを受けながら11月16日、那覇市役所に初登庁しました。その後、職員に対する訓示で自身の市政運営に対する思いなどを述べました。

知念覚那覇市長は「きょうの那覇市政はきのうの那覇市政より確実に一歩進んでいるんだという状況を職員が意識しながらやっていただきたい。」と伝えました。また、選挙戦を通して感じた閉塞感の打開に向けて取り組むとも述べました。

知念覚那覇市長は「とにかく将来に希望を持ちながら、あすに希望を持ちながら一緒に明るい世の中をつくりあげていきましょうということを(市民に)お伝えしたい」と答えました。

一方、2022年11月那覇軍港に陸揚げされたアメリカ軍のオスプレイが普天間基地に向け離陸したことを受け城間前市長は沖縄防衛局などに抗議していましたが、この問題については次のように述べました。

知念覚那覇市長は「那覇軍港の使い方として現有機能の範疇なのかどうか、防衛局はそうおっしゃってますよね。その根拠は何なのか、どういうような安全保障がされているのかどうか、それをしっかり自分の耳で聞いてから判断したい」と答えました。

その上で、この問題については城間前市長を踏襲せず白紙にするとの考えを示しました。