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きのう行われたプロ野球ドラフト会議。県勢からは7人の選手に夢舞台への切符が届きました。選手たちの喜びの声、これからへの意気込みをお伝えします!

ドラフト指名ON第1巡選択希望選手 中日 仲地礼亜 投手 沖縄大学。

2022ドラフト会議 県勢指名は7人!

県勢選手の中で最初に名前を呼ばれたのは中日ドラゴンズから1位指名を受けた沖縄大学のエース・仲地礼亜投手。沖縄県内の大学から初のドラフト指名選手の誕生となりました。

ドラフト前日に中日が1位指名を公表し事前にわかっていたとは言え、仲地の名前が呼ばれると、野球部の大城監督の目には涙が。

大城貴之監督「これまでも近づいた選手は何人も見てきたけどドラフトに指名されるというのは本当にハードルが高いことなんだといろいろ経験してきた。あと県内でも自分次第ではしっかり目標を目指せるということを感じていただければと思う」

2022ドラフト会議 県勢指名は7人!

沖縄の大学からでもプロになれることを証明したドラフト指名を経て最速151キロ右腕が開幕1軍の先発マウンドを目指します。

仲地礼亜投手「沖縄の大学から指名がなかったということで、自分が指名されればこれからの沖縄の大学の野球をする人たちにも目標になれるのかなと思ってやっていた。指名されたからには1年目からしっかり貢献していけるような選手になりたいのでそこは頑張っていきたい」

また、北海道日本ハムファイターズから2位指名を受けたのは、豊見城市出身で富士大学の金村尚真。所属する北東北大学野球リーグで数々のタイトルを獲得してきた完成度の高い投手で上位での指名を勝ち取りました。

高校からは、県外で自身のプレーを磨いてきましたが日本ハムに入団したことで、例年通りであれば来年春のキャンプで名護か国頭でその姿を見ることができそうです。

2022ドラフト会議 県勢指名は7人!

金村尚真投手「小さい頃からの自分の夢ですし大学に入学してからプロだけを目指して頑張ってきたので、その努力が報われて今とてもうれしいですね。同じリーグで富士大学の先輩でもあります山川穂高選手と対戦したいと思ってます」

さらに、うるま市出身でNTT西日本の平良竜哉選手が東北楽天ゴールデンイーグルスから5位指名。大学時代に指名漏れを経験したスラッガーが持ち味のフルスイングを武器にプロの世界に挑みます。

平良竜哉選手「大学の時に指名漏れを経験して一日一日成長できるように思いながらすごした(社会人での)2年間がきょうプロの世界にいけるようになったので、そこはこの2年間しっかりやってきてよかったなと思います」

2022ドラフト会議 県勢指名は7人!

そして育成ドラフトではKBC学園未来高校沖縄で、この夏、エースで1番バッターとして投打で活躍した大城元選手が巨人から7位指名を受け、同級生や両親と喜びを分かち合いました。

大城元選手「育成だがここから1軍まで上がってチームの中心選手になれるように頑張りたい。中心人物になって巨人をリーグで優勝させられるような選手になりたいと思う」

2022ドラフト会議 県勢指名は7人!

父・勝哉(かつや)さん「ずっと緊張していたが名前が呼ばれた瞬間にみんなでワァと気持ちがあふれてしまって本当にうれしい限り」

母・泉(いずみ)さん「自慢の息子です(笑顔)」

そして支配下・育成を合わせ126人が指名を受けたドラフト会議で最後の最後に名前を呼ばれたのが…

ドラフト指名「第14巡、選択希望選手 福岡ソフトバンク 盛島稜大 捕手 興南高校」

福岡ソフトバンクから育成14位で指名を受けた、宮古島出身、興南の盛島稜大選手でした!

盛島稜大選手「(最後に指名されて)持っていると思います。指名されてうれしい。まずは1軍のステージでプレーすることを目標に自分が活躍して宮古島や興南高校や沖縄県を盛り上げられるような選手になりたいと思っている」

2022ドラフト会議 県勢指名は7人!

そのほか、北谷町出身で独立リーグ・徳島インディゴソックスの日隈モンテル選手が埼玉西武ライオンズ・育成2位指名。中部商業高校出身で日本文理大学の前田純投手が福岡ソフトバンクから育成10位指名を受けました。

新たな扉を開いた県勢選手たちが華やかで、そして厳しい、プロの舞台へ飛び込みます!