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2022年の秋に着工予定している首里城正殿の再建工事を前に、正殿の柱などに使われる大径材の搬入が始まり、10月12日、報道陣に公開されました。

検査の様子で検査員が「5番21%」と確認しました。木材倉庫に搬入されたのは、最長9メートル、直径40センチほどの大径材107本で10月12日から、傷などがないかを確認する目視検査が始まっています。

首里城正殿の柱や梁に使われる大径材には国産ヒノキを選び、四国や近畿地方などから調達されたあと事前検査で、腐食がないものや含水率が25%以下など厳しい基準をクリアしたもののみを受け入れています。

国営沖縄記念公園事務所の比嘉正建設専門官は「待ちに待ったというか、いよいよこれからという気持ちで、気持ちが引き締まります。今後、正殿の工事がどういう風に進んでいくか、これからなんですけれど生かせていければと思っております」と述べました。

国と県合わせて535本の大径材を調達し、2022年度中に複数回に渡って搬入される予定です。