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県身体障害者スポーツ大会がきのう開幕し最初の競技、アーチェリーが行われました。

浦添市の県立鏡が丘特別支援学校で行われたアーチェリー。5種目が行われる県身体障害者スポーツ大会の幕開けを告げる競技です。全国大会などで行われる競技距離、50mや30mの他に沖縄では独自に、10mや20mの種目を設けて初心者でも参加しやすい工夫をしています。

また滑車がついている弓は、しっかり引くための力をサポートするもので、それぞれのコンディションや体力に合わせて出場することができます。

コロナ禍で県大会自体も3年ぶりの開催。さらにこの間、他の大会も行われずアーチェリー競技者にとっては実に試合も3年ぶり。

競技歴30年伊波秀輝さん(那覇市)「アーチェリーは(弓を)真っ直ぐ押して真っ直ぐ引くスポーツだが真っ直ぐ押すことがなかなか難しく左右のぶれがあったりそれが矢飛びに影響して右に行ったり左に行ったり」「コロナ禍になってしまって今回も3年ぶりの大会ということで(開催は)ありがたい」

宮城千恵子さん(浦添市)「8、6、6、これは・・5」

真ん中に行くほど高い得点の確認も久しぶり。競技歴5年の宮城千恵子さんも良い緊張感で試合を楽しめたといいます。

宮城千恵子さん(宜野湾市)「集中力がつくのがすごく魅力だと思う(コロナが)落ち着いていってもらえたらいいなと思う」

スポーツの場を守りたいと開催された一方来月九州で行われる大会への参加は県内のコロナ感染状況を考慮してまだ見合わせることになっています。障がい者スポーツでもコロナ禍での在り方が模索されています。

3年ぶりの開催となる県身体障害者スポーツ大会は10月まで卓球や陸上など計5種目で熱戦が展開されます。