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感染急拡大の勢いが収まりません。県内では7月28日新たに5442人が新型コロナに感染したことがわかり、過去2番目に多い人数となりました。

県によりますと、7月28日の新規感染者は5442人と1週間前と比べて192人増えました。県内の累計感染者数が34万3000人を超えています。

7月28日を含めた1週間あたりの新規感染者数は3万3018人で人口10万人あたりだと2223.26人となりました。年代別にみると最も多かった40代で800人を超え、10歳未満、10代、30代で700人を超えていました。

医療現場のひっ迫具合が深刻さを極めています。7月28日の時点で重症26人、中等症326人を含む入院患者は653人にのぼり病床使用率は85.5%となっています。

県内の療養者は4万人に迫っていて、そのうち3万2000人以上が自宅療養となっています。さらに、感染したり、濃厚接触者になったりした医療従事者の欠勤が1200人近くにのぼっています。

また、県が設置する入院待機ステーションに、2022年8月1日からの1か月応援看護師を全国から最大で30人の派遣を求めていて、これにより現在稼働できる病床数31床から、最大で75床稼働できるとしています。