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沖縄県内では7月21日新たに過去最多となる5250人が新型コロナに感染したことが確認されました。感染者数の急増と深刻な医療のひっ迫に対応するため飲食を4人以下2時間以内とすることなどを求める新たな対処方針と医療非常事態宣言が出されました。

玉城知事「本日は新規陽性者数5250人が確認され、過去最多となっております。この感染の勢いは衰えておらず、今後夏場のイベント開催が予定されていることや夏休みによりさらなる感染拡大が現実味を帯びてまいりました」

7月21日も過去最多となる感染者が確認されるなど県内でコロナの感染者の増加に歯止めがかからないなか県は対処方針を見直して急増する感染者の抑え込みと厳しい状況に置かれている医療の提供体制を維持するための新たな対処方針を決めました。期間は7月22日から8月14日までで6月に制限が緩和されていた飲食の「4人以下2時間以内」を改めて県民に求めています。

そのほか、本格的な夏休みのシーズンに入りイベントの開催などで人の動きが活発になることによる感染拡大の懸念が高まっていることから1000人以上が参加するイベントについては県に感染対策まとめた計画案の作成と提出を求めています。

特に、アルコールの提供を伴うイベントについては感染状況が悪化していることもふまえて開催時期の変更を検討するよう依頼するとしています。

また、感染の急拡大によって新型コロナ対応だけでなく一般医療も含めた救急医療体制を維持していくことが厳しい状況でもあり県は「医療非常事態宣言」を出しました。

今回の医療非常事態宣言では症状がある時は外出せず7日間は高齢者などとの面会を控えることや軽症や検査目的での救急病院の受診を控えることなどを求めています。