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19日、所属する巡視船が点検中に誤って機関砲の実弾を発射したことを受け、宮古島海上保安部が20日に記者会見を開き、謝罪しました。

宮古島海上保安部福本拓也部長「一歩違えば、大変な惨事を招く事態になりかねなかったことに関しまして、宮古島海上保安部を統括する立場として、深い反省と心からの謝罪の言葉を述べさせていただきます」

19日、宮古島市の長山港に停泊していた巡視船「しもじ」で、点検中の20ミリ機関砲から実弾が8発程度誤発射された問題で、宮古島海上保安部は20日、記者会見を開き、謝罪するとともに経緯の説明を行いました。

宮古島海上保安部の福本拓也部長は、今回の誤発射は人為的ミスだった可能性が高いとして、当面の間、取り扱い訓練を全面的に中止する方針を発表しました。

さらに、誤発射による被害があったことを明らかにし、「砲口栓」という砲身の金属製のふたが、実弾が発射されたことによって砕け散り、近くにあった職員の車両やバイクに当たったと推定されると述べました。宮古島海上保安部では引き続き調査をする方針です。

ここでお詫びと訂正です。20日正午前のニュースで、この記者会見についてお伝えした際、「機関砲の弾が職員の車両に当たったとみられる」とお伝えしましたが、正しくは、先ほどお伝えしましたように「砲口栓」という砲身のふたが砕け散って車両などに当たった」ということです。お詫びして訂正いたします。