SDGsプロジェクト。ニコッと笑える未来へ。今日はSDGsに力を入れている嘉手納町の取り組み。ある企業とタッグを組む事で、粗大ゴミ削減に力を入れています。
地元の掲示板・ジモティー。不用品を無料で掲載できる掲示板で、いわゆるネットのフリマサイト。嘉手納町では住民から依頼があったゴミをゴミとして処分するのではなく、ジモティーの掲示板に掲載。欲しい人に無料で譲り渡しているのです。
取材したこの日、地元の人から処分したいものがあるとの依頼が。実際に現場へ行くということでしたので同行させてもらいました。
嘉手納町・山城さん「今日、処分したいものは?」
住民「ゴミ箱とついたてと、マッサージ専用のベッドです」
マッサージ専用の折りたたみベットや未使用のゴミ箱など、5点の品を処分したいということです。
住民「粗大ごみの券を買わなくていいのでいいです。役場を通しているので安心です」
嘉手納町・山城さん「ゴミと思っていても、実はゴミじゃない。使ってもらえる」
持って帰られる大きさのものは、その場でピックアップ。役場に戻ってサイズを測り、ネットに掲載する写真を撮っていきます。
それが終わると、出品作業。商品の情報を細かく打ち込んでいきます。果たして、譲ってほしいと言ってくる方は現れるのでしょうか。なんと出品後2分でメールが来ました!
嘉手納町・山城さん「半年で粗大ごみが50t減った。これは革命です。うれしい誤算です」
QABでも、リユースにチャレンジ。まずは出演者から処分したいものを募ることに。すると、意外や意外。処分したいものが多く集まりました。金城アナからは地球儀や時計ケース。玉城アナからはストレッチ器具と着なくなった洋服7着。これらをジモティーに無料で出品した所、多くの人から譲ってほしいと連絡がありました。
さぁ?今日は受渡日です。みんな取りに行きてくれるか?ちょっと不安な気持ちもありますが・・・。
利用客「ジモティー使っているものです。地球儀を受け取りに来ました。キレイ!やった!!」
利用客「近くの人とやり取りできるのでとても便利だと思います」
ジモティー・加藤貴博社長「ジモティーでは不用品のマッチングを通して、地域の暮らしがより豊かになるようにということを課題解決したいという思いで課題解決をしたいと思っている。これからも各地の行政と協力し地域の人達が使いやすいサービスを作っていきたい」
SDGsつくる責任つかう責任。あなたのいらないが、誰かの役に立つ。循環型社会実現のため、企業と行政が連携し、地域を豊かにする取り組みでした。