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県出身の写真家が撮影してきた「沖縄写真」を通して復帰50年を振り返る企画展が那覇市でひらかれています。

写真展には、比嘉康雄さんや平良幸七さんら沖縄を代表する写真家をはじめ、チョウ類研究家として知られる宮城秋乃さんなど、9人の写真家の作品700点あまりが紹介されています。

6月22日には座談会がひらかれ、写真家・比嘉豊光さんが大学生の時に撮影した全軍労の復帰前闘争の写真をもとに、写された人たちが基地従業員でありながら基地撤去や反戦平和を訴えた当時の状況を語りました。

元全軍労牧港支部青年部・新垣健一さんは「全軍労のストライキは必ず政治問題化します。何でかっていうと、直接日米安保の根幹をたたくわけですから。いろんな締め付けが労働組合にもあります。僕らと反対の立場にいる人たちは、結局、生活を守るために僕らのピケを襲撃します」と話しました。

写真展は那覇市民ギャラリーで6月26日までひらかれています。