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2022年の全戦没者追悼式における「平和の詩」の朗読は沖縄市の小学2年生が選ばれました。

戦争や平和への思いを表現する「児童・生徒の平和メッセージ」に2022年は113校から2379点の応募があり、慰霊の日の全戦没者追悼式で朗読される「平和の詩」は、沖縄市立山内小学校2年生・德元穂菜さんの「こわいをしって、へいわがわかった」に決まりました。

德元さんの作品は、家族で戦争の悲惨さを伝える美術館を訪れた時に見たことがありのままに表現されています。

きょうだい喧嘩をしても仲直りできた身近なエピソードも交えながら平和の大切さを伝えていて、作品の最後を「せんそうがこわいからへいわをつかみたいずっとポケットにいれておく」と印象的な言葉で締め括っています。

審査員は「自身の言葉で表現し、独特の視点で書かれ心が動かされた」と評価しています。

慰霊の日に平和祈念公園で行われる全戦没者追悼式は2022年も規模を縮小して実施されることになっています。

慰霊の日「平和の詩」の朗読は小学2年生の作品に決まる