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玉城知事は27日、オンラインでトークキャラバンを開き、県外の人たちに沖縄の基地問題について発信しました。

この中で玉城知事は「日本の安全保障は沖縄だけの問題ではなく、全国の問題です。他人事ではなく、自分事としてぜひ考えてほしい」と話しました。

玉城知事は戦後の沖縄ではアメリカ軍が基地を作るために「銃剣とブルドーザー」で住民から強制的に土地を接収したことや、2020年から2021年にかけてオスプレイから水筒が落下するなどの航空機事故が5件発生していると説明しました。

また、現在政府が進める辺野古新基地建設については、2019年の県民投票などで反対の民意が示されていると強調しました。

続いて、沖縄の現状について県外出身の憲法学者や大学の講師らと意見を交わしました。九州大学の南野森教授は「沖縄だけに理不尽な(基地負担の)状況を強いる、そんな国で我々堂々として、わたし日本人ですといえますか、そういうことが問われていると思います」と話しました。

トークキャラバンは2月9日にもオンラインで開催される予定です。

玉城知事トークキャラバンをオンラインで開催