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高校や大学を卒業して就職した後、3年以内に仕事を辞めた割合について沖縄は減少傾向にありますが依然として、全国平均を上回る高い離職率となっています。

沖縄労働局のまとめで就職後3年以内の離職率について2018年3月に卒業した高校生では50.6%と半分近くが仕事を辞めています。また、大卒者では39.9%で前の年と比べると0.9ポイント高くなっていました。

沖縄は、高卒者・大卒者ともに仕事に就いて1、2年で離職する割合が高くなっていて特に、高卒1年目での離職率は23.2%と全国と比べて6.3ポイント上回っていました。

高卒者を対象に実施したアンケートでは得られた回答のうちおよそ4割が”9月から就職活動を始めた”という結果が出ていて沖縄労働局では「就職活動の開始が遅く、ぎりぎりで就職できても仕事に馴染めずに離職した可能性がある」と分析しています。

離職率を下げるため求人票の見方や面接の仕方など早く活動を始められるように支援していく必要があり沖縄労働局では国が提供している職業情報サイトの活用も有効だと呼びかけています。

沖縄 3年以内離職率改善も全国平均を上回る