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創部50年で初切符です!全国高校ラグビー大会の県予選決勝が行われ、読谷高校が勝って初めての花園出場を決めました。

大会第1シード、紺のジャージ読谷と4年ぶりの花園を目指す、緑のコザが対戦した決勝戦。読谷は去年も決勝まで進みましたが後半ロスタイムに逆転され「花園」への切符を逃しました。しかしその悔しさをバネに、春の選抜や夏の7人制大会で県代表として九州や全国の舞台で積んだ経験をきょうのこの大一番でも生かしました。

高校ラグビー県予選決勝 読谷高校初の花園へ

序盤から相手を圧倒前半だけで3トライなど26対0と大きくリードを奪います。しかし、花園・15回の出場を誇るコザ高校。サイドが変わった後半、「読谷」の勢いを止め勝利へ諦めない気持ちを見せます。ゴール前の密集からスキをつきトライを決めるなど7点を返します。

それでも、展開力が光った読谷は追撃を許さず。去年の悔しさを知る3年生松尾息吹(まつお いぶき)が見事なトライでチームの成長を示しました。結果読谷は45対7で初優勝を飾り創部50年で初の花園出場を決めました。

高校ラグビー県予選決勝 読谷高校初の花園へ

読谷 島袋世良主将「地域や保護者の方々のおかげなので、そこはしっかりありがとうという気持ちを伝えたいし、あとは約束を叶えたよと花園を決めたということを伝えたい」

読谷 松尾息吹選手「やっと(花園に)立てたのでしっかり1勝ずつ積み重ねて最後には元日越え(3回戦以上)を実現したい」

全国高校ラグビーは来月27日に開幕します。組み合わせ抽選会は来月4日に行われます。