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事業承継をテーマに県内の金融機関の代表らが一堂に会する対談イベントが9日、那覇市で行われました。

沖縄総合事務局や県などの共催で行われたイベントには、琉球銀行や沖縄銀行、海邦銀行など県内金融機関の代表者が集い、先代からの精神や事業などを受け継ぐ事業承継について、意見を交わしました。

この中で、中小企業基盤整備機構からは、全国的に中小企業において、後継者不在のために廃業する企業が増加傾向にあると説明しました。

沖縄総合事務局では、県内事業者について、戦後に創業した会社が多いことから事業歴が浅く、事業承継の経験がないことが課題だとしています。このため、県内の経営者などを対象に、事業承継への認識を高めるため、この11月を「事業承継啓発月間」と位置づけ、県内各地でセミナーやイベントなどを実施していくということです。

事業承継をテーマに金融機関トップらが対談