首里城正殿の復元に向け、来年度の着工をめざしている技術検討委員会は、塗装について検証などを行う作業チームを新設することなどを決めました。

6月9日、那覇市で行われた技術検討委員会では、1992年の平成の修復以降に分かった塗装や劣化した際の塗り直しの技法などをもとに、正殿復元の際の塗装について検証などを行う作業チームを立ち上げることを決めました。

また正殿の瓦については、1768年の正殿大修理以降に主流となったと考えられている赤瓦を基に復元されますが、軒丸瓦について昭和初期の写真や正殿跡地から出土した瓦を参考に、瓦当文様というデザインを平成の修復時の形状から変更することなどが公表されました。

そして、塗装や彩色の職人を県内外で確保する一方、県立芸大などと連携しながら復元後のメンテナンスなどを見据えた技術者の育成についてもその重要性が指摘されました。

首里城復元に向けた技術検討委員会 彩色・彫刻について協議始まる