来月全国で公開する映画「いのちの停車場」。女優の吉永小百合さんが初めて医師役に挑戦し「いのちの終わり方」をやさしく問いかける作品です。おととい沖縄で特別上映会が行われ、吉永さんが作品への思いを語りました。

吉永小百合さん「60年ぐらい映画の作品に出ていますけど、初めてドクターの役をやらせていただきました」

命の終わり方を考える映画

上映会の前に行われた舞台あいさつには吉永さんをはじめ、共演する田中泯さん、成島出監督が登壇し、作品への思いを観客に語り掛けました

田中泯さん「初めての、本当に心から難しい役でしたその印象が一番強いです」

成島出監督「結構重い題材ではあるが、生きていくことの素晴らしさ、ありがたさ、喜びというのがあっての死を迎える話だったり、みとりだったり。自分に差した光みたいなものは、この映画の原石になってくれればと思い撮影した」

映画は東京の救命救急センターで働いていた吉永さん演じる白石咲和子が、ある事件をきっかけにふるさと金沢で在宅医師として働くことに。最期まで“自分らしく”生きようと在宅医療を選んだ患者と出会い「いのちの在り方」「生きるという意味」について考えていきます

吉永さんにとっては122本にも及ぶ映画出演の中で、初めて医師役に挑戦した作品です。

命の終わり方を考える映画

吉永小百合さん「この映画の中でたくさんの方が患者さんになり、亡くなっていったんですけど。自分の両親のことをとても思いました。こんな見送り方でよかったんだろうかと撮影に入る前に考えましたし、終わってからも親が愛おしいような、懐かしいような思いがしました。この映画を全国の方に見て頂くのですが、みなさん(コロナ過で)大変厳しい状況の中の方もいらっしゃるので、少しでも多くの方に見て頂けたらという願いを持っています」

『いのちの停車場』は5月21日より全国にて公開です。

QABでは公開に合わせて吉永さんの独占インタビューをはじめ「いのちの在り方」「生きるという意味」から、沖縄県における在宅医療の現状と課題を考える番組を5月末に放送いたします。Qプラスでも紹介していきたいと思います。ぜひご覧ください。