※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

まずはこちらの道具を使うブラジル生まれのビーチスポーツが登場します。そのスポーツとは木のラケットとゴムボールを使って行う”フレスコボール”

相手に思いやりを持てば誰でも簡単にできるスポーツなんです!宜野湾市のビーチで初めて行われた”オキナワカップ2021″全国から集まった約70人の選手たちがフレスコボールの開幕戦に挑みました。

ラケットは木製で長さ40センチほど。直径6センチのゴムボールを使います。ラケットを思い切り振るのではなく、ボールに軽く当てて相手に返していくフレスコボール。さりげなく華麗な技が飛び出します。

股の間からラケットを出して打ち返す”股抜きショット”

ブラジル生まれの"フレスコボール"とは?

笑顔なのは、相手を倒すのではなく相手とともに楽しむスポーツだからなのです!

ブラジルで1945年に生まれたこの競技。国際大会では7メートル以上離れて約5分間、ラリーの美しさや力強さなどを競います。相手が打ちやすいところに打ち返す”思いやりの気持ち”が勝つための重要なポイントなのです。

中村アナウンサー「元テニス部の私も挑戦します」

相手は元日本代表で琉球フレスコボールクラブに所属する岡井花子選手。

琉球フレスコボールクラブ岡井花子選手「打ちやすいところに来たら打ちやすいところに返せる打ちやすいところに来るから打ちやすいところに返せるという相手が打ちやすいところにいかに返せるかというスポーツなので日本では思いやりのスポーツと言われている」

開始から数分。岡井選手を思って返したラリーは40回続きました!

ブラジル生まれの"フレスコボール"とは?

琉球フレスコボールクラブ岡井花子選手「自分のミスが相手のファインプレーにつながる相手のミスが自分にとってファインプレーを見せられるチャンスでもあるお互いがプレー中に高め合っていけるのがフレスコボールのいいところだなと思う」

思いやりがポイントのフレスコボール。初めてでも誰もが笑顔になれる心温まるスポーツです。

体験した人「どっちが勝ち負けではなくてラリーする相手のことを思ってやる。楽しいスポーツだなと思う」

日本フレスコボール協会窪島剣璽さん 「沖縄はこれだけ素晴らしいビーチと自然が豊かな場所なのでここで全国のフレスコボーラーが集まってこのスポーツを楽しんで交流を深めていく沖縄にも根付いていけるように活動していきたい」