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那覇軍港の浦添市への移設をめぐり、県議会・軍特委のメンバーは16日、防衛局の担当者などから港の使用状況について確認しました。

県議会・アメリカ軍基地関係特別委員会のメンバーは11月16日、那覇軍港の使用状況などを確認するために那覇港を訪れ、沖縄防衛局の職員から施設の概要について説明を受けました。

メンバーからは、軍港の稼働状況などについて質問があがりました。金城勉県議は「軍港があまり使われていない、遊休化しているという指摘があるが、年間を通しての稼働率はどうですか?」という問いに、防衛局・村井勝企画部長は「入港してきた船の数については平成14年までデータとしてあったのですがそれ以降については米軍も公表していないということでデータは持っていません。定期的に使用されていることは事実だと思っています」と回答しました。

このほか、浦添市の移設先で計画されている軍港の機能については「日米で議論している」として具体的な説明はありませんでした。

那覇軍港の移設をめぐっては、2020年10月の県議会で県政野党・自民党などから提出された早期移設を求める決議案と意見書案が可決されています。

県議会軍特委が那覇軍港の使用状況を確認