沖縄のシンボルが炎に包まれ、その姿を失ったのは去年10月31日。火災では、正殿や北殿、南殿など7つの施設が全焼しました。世界遺産に登録され、首里城跡を象徴する遺構は、ほとんど火災を免れましたが、公園内に収蔵されていた貴重な美術工芸品は、1524点のうちおよそ400点が焼失し確認がとれていません。

玉城知事上京「首里城は言うまでもなく琉球・沖縄が歩んできた歴史と文化の象徴でもありますし、また、県民の心のよりどころ、アイデンティティーのよりどころとして、言うなればうちなーんちゅの魂でもあります」

火災直後に、再建に向けて動き出した国と県。去年12月には、国が技術検討委員会を設置。防火対策の強化を復元の柱として、木材の種類や塗装方法などを話し合いました。国の工程表では、正殿は2022年度に本体工事に着手し、2026年度までの復元を目指しています。

首里城 元の姿を取り戻す「見せる復興」再建の道筋

こうした中、県や沖縄美ら島財団には一国も早い再建を願い、県内外、海外から多くの寄付金が寄せられ、その額は、先週までに50億円を超えました。県は、その一部を、正殿の柱や梁の調達にあてます。

6月には火災以降閉園していた有料区域が再開。また今月からは、焼け残った龍柱の修復作業が公開されるなど、復元の過程を目にすることができます。これから建てられる新たな首里城が担うのは、「見せる復興」です。

観光できた夫婦「僕らは47年前に来ているんです。その時に守礼門で撮影して、それからもう1回来て、これで3回目です」「沖縄の気持ち思ったら悲しい思いがします」「みんなの力で、ボランティアの人も頑張っているので、またできたらうれしいです」「順次復興の状況が分かればいいと思います」

瓦漆喰はがし参加者「首里城が炎に包まれいる映像を見て衝撃を受けました。それで何かできることがあればと思いまして」「復興には時間がかかると思うがみんなの力で首里城ができたらいいなと思います」

首里城 元の姿を取り戻す「見せる復興」再建の道筋