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県内各地で集団感染、クラスターの発生が顕著になっています。7月以降の発生状況をまとめました。

県内のクラスターは、これまでのところ10カ所となっています。感染者が多くなっている那覇市では「夜の街」や「病院」「保育所」など5カ所でクラスターが起きています。

浦添市では、県内で初めてとなる小学校でのクラスターが確認されました。さらに、離島では、石垣・宮古の夜の街でクラスターが発生し、休業要請が出されています。

こうしたなか、新たにうるま市と宜野座村でクラスターの可能性がある複数人の感染がわかりました。宜野座村のかんな病院では同じ病棟にいた人たち、少なくとも10人が感染していたことがわかっています。9日に看護師の感染が確認された後、さらに、きのう入院患者や他の職員などにも広がっていたことがわかりました。病院では、当面の間、外来診療などを制限することにしています。

また、病院に併設する老人ホームでも、職員1人の感染がわかっています。うるま市によりますと、市内にある社会福祉施設で13日までに、利用者5人と職員2人のあわせて7人が、新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。集団感染・クラスターが起きた可能性があります。

利用者の1人が体調不良を訴えたため、検査をしたところ、10日に陽性が判明。これを受け他の利用者や職員にも検査を実施した結果、12日までに新たに6人の感染がわかったということです。この施設はすでに営業を停止していて、施設内の消毒や濃厚接触者の調査が進められています。

クラスター 社会福祉施設7人 かんな病院10人